MENU
禅の暦
Calendar of ZEN
ご挨拶
令和6年、禅の暦は『六観音−ほとけと出会う−』と題し、福島県内曹洞宗御寺院のご協力のもと、貴重な観音さまを撮影させていただき制作いたしました。中には普段ご開帳されていない秘仏も含まれております。
観音さまに向かって心静かに手を合わせていただければ幸いに存じます。観音さまは「観世音菩薩」と称し、「世音」すなわち「人々のあらゆる声」を聞き届け、人々が望む姿に応じてそのお姿を変え、慈しみの眼差しをもって苦しみからお救いくださる最も身近な仏さまであるとともに、私たちが⽬指すべき理想の姿である「菩薩」を象徴する仏さまでもあります。
以前にも増して社会はより混迷を深めています。私たち青年僧侶は、多くの苦しみや悩みを抱えている方々に、心の⽀えや安らぎとなるカレンダーを届けたいとの強い想いを持っています。このカレンダーを通して「ほとけ」という存在は遙か遠いところにあり、手が届かないものではなく、最も身近な自分の心の中にある、このことに気づくことこそが、今を生きる皆さまの幸せにつながるものと信じています。
今回のカレンダーをひとつのきっかけとして、これまで以上に観音さまやお寺、仏教を近くに感じていただき、全ての生きとし生けるものが幸せとなるような、「ほとけの心に基づく社会」につながることを願っております。 合掌
令和5 年8 月吉日 曹洞宗福島県青年会会長 佐藤泰典 九拝
同カレンダー委員会委員長 矢内大丘 九拝
(W380mm × H530mm)
→禅語と仏像についての詳細はこちら
Calendar
(見開き A3) (W297mm × H420mm)
→禅語と仏像についての詳細はこちら