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禅の暦

Calendar of ZEN

令和7年 禅の暦

Calendar

うれしくも釈迦しゃか御法みのりにあ(お)(い)ぐさ

かけてもほかのみちまめや まめや

詠讃歌歌詞 解説

―仏道をまっすぐ ただひたすらに―

【大意】

お釈迦さまのお言葉に出会い、一心に仏道を歩む志が伝わる歌であります。

まことのみ教えに出会えたことに心より感謝し、まっすぐに歩んでまいります。


そらあおまつみどりのみほとけ

らがささげるがんばなかな がんばなかな

詠讃歌歌詞 解説

―お彼岸のご供養 いつまでも―

【大意】

澄みわたる青空の中でお墓参りをする子供たちと私たちです。

流れゆく時の中で、たとえ世代が変わろうともご先祖さまへの感謝を絶やすことなく、ご供養の花々を捧げましょう。


にごりなきこころみずにすむつき

なみくだけてひかりとぞなる ひかりとぞなる

詠讃歌歌詞 解説

―しずかなる心 おだやかに和してゆく―

【大意】

身を調え、呼吸を調え、心を調える坐禅。万事を休息してひたすらに坐ります。

おのずから生ずる智慧は月のように光をともないて、一人一人の心に慈悲となって広がっていきます。


まぶたをとじればりし

おもかげかぶみほとけを

法悦よろこむかえし盂蘭盆会うらぼんえ

いのちのつど有難ありがた

詠讃歌歌詞 解説

―ご先祖さまあっての私たち ご縁に感謝―

【大意】

まぶたを閉じて亡き人を偲ぶと、今もなお、ありし日のお姿を思い出します。

ご先祖さまや大事なご家族をお迎えするのが盂蘭盆会です。

このからだ、このいのちをつないでくださったご縁に感謝し、あらためていのちの大切さを胸に生きてまいりましょう。


つたえましうけつぎたり有難ありがた

五葉ごようひらみちのひとすじ

詠讃歌歌詞 解説

―お釈迦さまの⼤いなる道、インドから中国へ―

【大意】

お釈迦さまより代々受け継がれた禅の法灯は、インドから中国へと渡った達磨⼤師によって伝えられました。その道のひとすじが⽇本に⾄り、今の私達まで伝わっているのです。お釈迦様、達磨さま、歴代の和尚さまに感謝して、今のこの時代を⽣きてまいりましょう。


おなほとけ御⼦みことして

むすぶこころきよとも

たがいにはげましいたわりて

同⾏同修どうぎょうどうしゅみちをゆく

詠讃歌歌詞 解説

―この道を友と歩む―

【大意】

同じみ教えを信仰する仲間がいることは、とても有難いことです。たとえ⼀⼈で⾏う事が難しくともお互いに励ましあい、いたわりあえば歩み続ける事ができます。共に⼿を取り、明るい世の中をつくりましょう